契約社員として働く32歳のミレ。ある日彼女の前に、未来の自分が現れる。彼女によると、後に自分は夫のせいで愛する人を失うという。そのため彼女はミレを別の人と結婚させようと、過去へやってきたのだった。その直後、ミレの未来を変える２つの出来事が起こる。ひとつは済州島旅行でのセジュとの出会い、もうひとつはシンとの車の接触事故だ。セジュはテレビ局会長の孫で、シンはテレビ局のアナウンサー。折しもミレは夢だった放送作家を目指し勉強を始めたばかり。これらの出来事が縁で、放送作家見習いとしてテレビ局で働くことになった。32歳の新人という遅咲きのミレを先輩たちはほぼ無視。それでもめげないミレは努力を重ね、キャリアを積んでいった。そんながんばっているミレにも、仕事に厳しいシンは容赦しない。しかし実は彼こそミレの夫になる人物だった。いつしか２人は何かに導かれるように惹かれ合っていく。一方で未来のミレは、夫としてセジュをターゲットにしていた。済州島旅行や車の接触事故も、セジュと結婚するための彼女の画策。これでシンとの関係も変えようとしていた。