ヌンソン君イ・ホの息子ユルは、ある日内禁衛（宮中の護衛）長ユン氏の娘イソに一目惚れする。だが王座を狙うイ・ホと、その臣下キム・チャオンらが謀反を起こして罪をユン氏に着せ、ユン氏の屋敷を襲撃。イソとその兄は辛うじて逃げ延びるが、ユルはその一部始終を目撃して衝撃を受ける。16年後、イ・ホが王位に就き、世子となったユルは心を閉ざし、世子嬪ソヘとの床入も拒んでいた。それが最近の干ばつの要因だと奸臣たちに諭されたユルは「ならば適齢期の独身男女をすべて結婚させよ」という命令を下す。一方、ヨン氏に救われたイソはホンシムと名を変えて成長する。王命のせいで60代のパク令監と結婚させられそうになったホンシムはウォンドゥクという許婚がいると嘘をつく。その頃、宮中ではユル暗殺の動きが。出先の山中で襲われて負傷したユルは一命をとりとめたものの、気がつくとヨン氏の家にいた。記憶を失っていたユルは、ウォンドゥクに仕立てられてホンシムと挙式。世子として育ったため世間知らずのウォンドゥクは新婚早々、詐欺に遭って多額の借金を背負い、ホンシムを悩ませる。