1953年、朝鮮戦争の戦渦を逃れるためソウルへ向かうボクシルの一家は、爆撃の混乱で全財産を盗まれたが、何とかソウルにたどり着き、慎ましい生活を始めた。やがて成長したボクシルは母に猛反対されながらも歌手を目指して練習生に。幼なじみのギョンホに愛されるが、所属事務所社長のサンピルにも思いを寄せられ、ボクシルの心は2人の間で揺れる。一方、長兄のジョンフンは父親が越北者であるとして司法試験の合格を取り消されてしまう。家長としての責任を背負ったジョンフンは、愛するスニョンを捨て、大企業令嬢ミジンとの結婚を選択。しかし、ミジンの父チャンシクこそが、一家の財産を奪った人物なのだった......。