借金ばかりしているダメな父親のせいで、貧しい暮らしを強いられてきたソヨン一家。苦労のなかで死んだ母の葬儀と借金返済のため、大学休学を余儀なくされたソヨンは劣等生ソンジェの家庭教師として財閥の家に住み込むことに。ソンジェの兄ウジェは強がって誰にも心を開かないソヨンに興味を抱く。そんなウジェの温かな人柄に、ソヨンもいつしか素直になっていくが、家族のことを聞かれたとき、父はいないと嘘をついてしまう。そのまま本当のことを言えずにウジェと結婚したソヨンは、自分の嘘に苦しみながら暮らしていた。一方、ソヨンの双子の弟サンウは姉の気持ちを理解しながらも、父を捨てた彼女を許せず絶縁。外科レジデントとして働くサンウは、恋愛中の同僚ミギョンとの結婚を考えていた。しかし、身寄りがいないと言っていた彼女がソヨンの夫ウジェの妹だと知り、長年、自分を想ってくれているホジョンとの結婚を決意する。そんななか、ソヨンの指導で大学に入学したソンジェにも出生の秘密があることが分かる。