デザイナーを夢みながらブランド店の販売員として働くセヨン。ある日、彼女の勤務先に大手アパレル財閥会長の孫娘であり後継者のウン・ギョンヘが現れる。彼女の夫ミョンファンは妻から後継者の座を奪おうと、愛人の精神科医と結託して妻を重度の精神病患者にしようとしている。夫の思惑どおり精神状態が不安定になったギョンヘは買い物依存症が悪化、セヨンの店でトラブルを起こすのだった。この一件を知り、ウン家の執事ヨンスクは焦る。実はヨンスクはセヨンの母親で、ある事情から家族には家政婦だと偽ってウン家に仕えているのだ。娘とギョンヘが接近することを恐れたヨンスクは、セヨンにデザイン学校への留学を勧める。しかい、ウン会長はギョンヘの買い物依存症の治療のためにセヨンをパーソナルショッパーとして雇うことを望み、これによりセヨンの留学の夢は絶たれてしまう。