セレブが住む高級タウンハウスに越してきたワインバーの女店主ヨム・ミジョンは、住人の1人、クム・ナラと親しくなる。実は、ミジョンはナラの夫カン・イノの不倫相手で、わざとナラに接近したのだ。イノはテハ財閥の御曹司で、彼にはテソク、ハクボム、ジュニという幼なじみの悪友がいる。ある日、彼らはイノの愛人と知りながら、ミジョンをイノの家で開かれる夕食会に呼び出す。家庭を脅かすミジョンに怒ったイノは、彼女と激しく言い争い、喧嘩別れをするのだが、その数日後に彼女が遺体で発見される。その頃、別の事件でミジョンを調べていたトッコ・ヨン刑事は、イノとミジョンの関係を突き止め、ミジョンの殺害容疑でイノを逮捕する。ナラは夫を救うため、法廷番組『リターン』の司会も務める人気弁護士のチェ・ジャヘに弁護を依頼することに。単なる痴情のもつれと思われた殺人事件は、イノと友人たちを陥れる巧妙な罠への入り口だった。