一流大学法学部に首席入学＆卒業したにもかかわらず、ニート人生を続けているドンソク。ある日ドンソクの家に、50年前に家を出て行ったきりの祖母クッスンが突然現れ、「誰か１人に、自分の財産200億ウォンを渡す」と宣言。破産した夫と娘を連れ実家に居候する姉ドンウン、夫の暴力に耐えられず家に戻ってきた韓方医の妹ドンジュら家族が色めき立つ。折しも他人の借金を背負い込んだ父ダルスのせいで、我が家を失う危機に直面したドンソクは、家と家族を守るため、「遺産相続レース」への参加を決めるのだった。一方、クッスンは、飛行機内で意気投合した自称弁護士のジュニに法定代理人を頼み、家に連れ込んでいた。実はジュニ、米国でクッスンの養子となっていた実兄ジュナに頼まれ、財産狙いでクッスンに近づいたのだ。ドンソクは、ジュニの正体を怪しみつつも、やがて彼女に惹かれていく。