ジュニョンは絶大な人気を誇るトップスター。だが、余命３ヵ月を宣告され、１人苦しんでいた。そんな彼の心に浮かぶのは、深い因縁のある女性ウルだった。高校時代、母ヨンオクと２人で暮らしていたジュニョンは、自分が花形検事ヒョンジュンの子と知り、父にあこがれを抱くようになる。その一方で、お節介で気の強い高校生のウルと出会い、彼女に惹かれたジュニョンは、からかい半分でウルと恋人宣言をする。だがその後、ウルの父の命を奪った交通事故をもみ消したのがヒョンジュンだと知り、ウルとは縁を切って生きてきたのだ。そのウルがある日、ドキュメンタリー番組のプロデューサーとしてジュニョンの前に現れる。ジュニョンの心は激しく揺れるが、多額の借金を抱えるウルはお金にせこい俗物となっており、ジュニョンはウルに冷たく当たってしまう。一方、ヒョンジュンの義理の息子ジテは、義父の隠ぺいの犠牲になったウルを見守るうちに彼女を愛するようになる。