幼い頃に母を亡くし、組織暴力団ボスの伯父の下で育ったアウトロー弁護士、ポン・サンピル。ある日、差出人不明で1冊の手帳を受け取った彼は、促されるように故郷・綺城市に戻り、法律事務所を開業する。そこはかつて弁護士だった母を殺された場所だった。同じ頃、裁判官に歯向かい、半年の業務停止を命じられた弁護士ハ・ジェイも綺城に帰郷。ある騒動によりジェイを気に入り事務長として雇用したサンピルは、手始めに綺城市長殺害事件の容疑者ウ・ヒョンマンの弁護に乗り出す。実はウこそサンピルの母の死の真相の鍵を握る男だった。しかも、ジェイが慕う地方裁判官ムンスクとその配下で実業家オジュが、ウの動向を注視していて......。