うれしくても悲しくてもすぐに涙が出てしまう感受性豊かなボヨンは、総合病院の理学療法士3年目。雇用形態は良くないが親身に患者を思い熱心に働いていた。高校生の頃に交通事故で父を亡くしたボヨンは、バイト先の書店で詩集に出会い癒されてから、詩を心の支えに過ごしてきた。ある日、ボヨンの前に実習生としてミノとナムが現れる。彼らとは大学の同期で、ミノとの間には同僚たちに知られたくない過去があり慌てるボヨン。そんななか、理学療法室に優秀なジェウクが新しく仲間入り。高スペックな人材がなぜこの病院に来たのかと同僚たちは気にかけるが、冷徹な態度をとるジェウク。誰に対しても距離を置いていた彼が、患者に言いがかりをつけられたボヨンを助け、その後も度々ジェウクに助けられたボヨンは恋心を抱く。一方、大学時代にボヨンを振ったミノは、ボヨンが自分のことをまだ好きだと勘違いしていた。