会社を休職してハーバードビジネススクールに留学していたギュジクは、売上回復の切り札として呼び戻され、醤油や味噌を扱う食品会社Y-JANGに復職。新たに採用された契約社員、ミス・キムと出会う。無表情なミス・キムは、部屋の掃除やデータの打ち込みなどを猛スピードでこなし、毎日定時ピッタリに会社を去っていく。スーパーウーマンのように徹底した働きぶりは不器用なジュリをはじめとする契約社員たちの憧れの的となった。しかし、契約社員を雑用係と軽んじるギュジクは、ミス・キムと犬猿の仲。契約社員嫌いのギュジクと自ら契約社員という茨の道を選んだミス・キム。一見真逆な２人の過去は、2007年冬に起きたある事件で繋がっていた。