保険外交員のジョンウォンと、その夫で大手テヨングループに勤務するヨンフンはおしどり夫婦。一方、青年チワンは、自分の父がテヨングループの会長チャ・オクシムの娘婿ムノであると、母から聞かされる。母を捨てたムノに近づくため、チワンはオクシムの運転手となり、チャ一族に入り込んでいく。実はオクシムには生き別れになった娘のウネがいるのだが、そのウネが産んだ子が、ジョンウォンなのだ。オクシムの養女スンヒは、ウネの存在をオクシムから隠すため、彼女を30年間も幽閉していた。そんななか、ジョンウォンのために母親捜しをしていたヨンフンは、ついにウネを見つけるが、ウネを奪い返そうとしたスンヒが、不注意からヨンフンを車で轢いてしまう。スンヒは、そこで偶然事故を起こしたチワンに自分の事故の責任を押し付けるため、夫のムノと共謀し、チワンとジョンウォンに保険金殺人の罪をかぶせようとする。