キム・ヘス
名前
キム・ヘス
ハングル
김 혜수
生年月日
1970年9月5日
身長/体重
168cm, 56kg
学歴
東国大演劇映画科
血液型
A型

韓国映画界の女帝

中学時代からモデルとして活動を始める。86年に映画『カムボ』で女優としてデビューした。『愛の群像』や『グッキ』で、日本でも知られるようになる。日本の『ハケンの品格』をリメイクしたドラマ『オフィスの女王』では、主人公のミス・キム役を好演した。映画『グッバイ・シングル』では一人暮らしの独身トップスターを演じる。韓国映画界で圧倒的な存在感を示し、‟韓国映画界の女帝”と呼ばれることも。

カリスマ性と知性

釜山出身。両親、姉、弟3人の7人家族に生まれた。弟のドヒョンとドンヒは、かつては俳優として活動していた。「カリスマ性」と「知性」を感じさせるキム・ヘスは、女性の憧れの存在。歯切れの良いトークは聞く人を惹きつけ、イベントでのMCを務めることもある。また、派手な衣装が話題を呼ぶことも多い。

キム・ヘスの主な出演作品

オフィスの女王

キム・ヘス

出演作レビュー

syn92
『シグナル』(16) チャ・スヒョン役

警察になりたての頃に、恋心を抱いていた上司が突然失踪し、その傷が癒えないでいる女刑事。長期未解決事件のチーム長としてカリスマ性を発揮している「できる女」だが、実際は失踪した上司のことを一途に思い続けるような女の子らしい一面も持つ。

普段からカリスマ性に満ち溢れているキム・ヘスですが、「シグナル」ではそれが思う存分発揮されていて、この人以外にチャ・スヒョン役はできないなとしみじみ感じさせられるような演技だったと思います。ドラマの途中で、チャ・スヒョンが誘拐されて上司に助けられるという場面がありますが、誘拐されたトラウマからその上司にまでも拒絶反応を起こしてしまう様子を全力で演じている姿はとても印象的で、さすが韓国の大女優だなとキム・ヘスのすごさを再確認させられる演技でした。

mikako
『チャイナタウン(コインロッカーの女)』(15) 母役

金貸しをする裏社会のボス。主人公イリョンを育てて自分の右腕にし、さまざまな汚れ仕事をさせている。

この作品のキム・ヘスさんの演技を見て、こういう女優さんを大女優というのだと感じました。オールバックの髪にすっぴんでタバコを吸っているだけで、こんなにも凄みと迫力が出るものなのかと驚きました。冷たい声での演技が多いのにも関わらず心情を感じさせ、引き込まれました。イリョン役のキム・ゴウンさんとの距離感も素晴らしかったです。全編を通して痺れ上がる演技です。怖いシーンが多い映画ですが、2回見直したくなる作品です。

キム・ヘス~"映画界の女帝"~|女優プロフィール&演技レビュー | 韓国-JIRO-に関わる出来事&エピソード

役作りへの徹底。スポーツ刈り未遂

シャンプーブランドとの広告契約のため実現はしなかったが、役作りのために「スポーツ刈り」にしようとした。その他わざと太ったり、痩せたりと、キム・ヘスの役作りへの準備は徹底している。

子供に関する社会問題に関心が強い

キム・ヘスは慈善活動にも積極的だ。特に世界の子供に関わる社会問題には強い関心を持っており、慈善活動にも参加している。2012年には、ユニセフの特別大使に任命され、広報使節を務めてきた。また、養子縁組を待つ赤ちゃんの施設、大韓社会福祉会のイベントにも多く参加している。2015年、映画「チャイナタウン」で主演を務めたことで、カンヌ国際映画祭に招待されたが、「ミャンマーでのボランティアに参加するため、映画祭は欠席する」と発表。レッドカーペットよりボランティア活動を選択するという、キム・ヘスらしさを見せた。

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