行方不明の父に代わって借金を返すため、大学を休学してアルバイトをしているダジョン。困っている人を見ると放っておけない性格の彼女はある日、見知らぬ老女に頼まれて道案内をするが、老女は大きなカバンを残して失踪。カバンの中身はなんと５億ウォンの札束だった。取り立て屋のダルグに「この金で人生をやり直せ」とそそのかされたダジョンは葛藤するが、結局は金を持ち主に返そうと警察署を訪れる。ところが、これは総額100億ウォンの賞金をめぐって出場者がだまし合うリアリティショー＜ライアーゲーム＞の招待状だった。警察官に扮して近づいてきた番組ホストのドヨンは、ダジョンにゲームの始まりを告げる。第１ラウンドの対戦相手は、高校時代の恩師、ヒョン先生だった。「人をだます自信がない」と一度は参加を断ったダジョンだが、ヒョン先生から「賞金を山分けしよう」と協力を持ちかけられ、父との再会を期待して出演を決意。しかし、信じていたヒョン先生にあっさり裏切られてしまう。深く傷つくダジョンを気遣うダルグは、刑務所で知り合った元心理学教授のウジンに協力を求めようとする。