1994年。ある福祉施設で31人の集団自決事件が発生する。24年後、エリート刑事のジェインは捜査中に派出所勤務のダンと出会う。ダンは人の死を予見する特殊能力をもっているが、幼い頃の記憶がなかった。そんななか、2人が追っていた連続殺人犯サングが証拠不十分のため釈放され、直後にジェインの最愛の妹で記者のスインが殺されてしまう。その2年後、失意のあまりホームレスのように暮らすジェインは路上でダンと再会。そんなとき、行方不明になり死んだと思われていた財閥令嬢アヒョンが突然、血まみれで姿を現す。事件を担当する真面目な検事ハインは裏に何かを隠している様子。やがてその裏で宗教団体のワン牧師、アヒョンの父であるソンハグループのペク会長、時期大統領候補のクク議員が結託していることが分かる。ダンの不思議な能力を認め始めたジェインは、記憶を取り戻しつつあるダンと協力し、恐るべき真実を暴いていく。