朝鮮王朝第19代・粛宗(スクチョン)の時代、西人派(ソインパ)の弘(ホン)文館校(ムングアンキョ)理(リ)、キム・ブンドは、廃位されたイニョン王妃の復権のために秘かに動いていた。ある日、イニョン王妃暗殺を目論む刺客に襲われたブンドは、危機一髪という瞬間にタイムスリップ、現代の弘文館にやってくる。そこでは、ちょうど時代劇『新・張禧嬪』の撮影が行われていて、何が起きたか分からず戸惑っているブンドに、イニョン王妃役の女優チェ・ヒジンが声をかける。その後も不思議なお札の力で過去と現代を行き来するブンドと接するうちに、ヒジンは彼が300年前から来た人間と知りつつ惹かれていく。昔の恋人で人気俳優のドンミンからよりを戻そうと迫られていたヒジンだが、ブンドへの想いは募るばかり。ブンドも純粋なヒジンが忘れられなくなっていく。その頃、ヒジンはブンドが流刑地で命を落とすという歴史書の記述を目にして･･････。