名前
キム・ミョンミン
ハングル
김 명민
生年月日
1972年10月8日
身長/体重
180cm, 70kg
学歴
ソウル芸術大学演劇科
血液型
AB型

KBS演技大賞の大賞を獲得

96年SBS公開採用タレントとして芸能界入り。高い身長と穏やかな顔立ちで、多くの女性ファンを獲得。04年に主演を務めた『不滅の李舜臣』でKBS演技大賞の大賞を獲得。以降、『ベートーベン・ウィルス』のカリスマ指揮者などを好演し、演技派の地位を確立した。『私の愛、私のそばに』では、病に侵された主人公を演じるため20キロ減量して撮影に臨んだ。『弁護士の資格』では冷酷な弁護士役を演じている。15年の『六龍が飛ぶ』では、朝鮮を建国したイ・ソンゲを支える策士役で、カリスマ性あふれる見事な演技を見せた。

韓国版「白い巨塔」に主演

日本の大ヒットドラマ「白い巨塔に」キム・ミョンミンは主演を務めた。唐沢寿明のイメージを払拭するため、役のキャラクターに随分悩んだものの、見事に演じきった。一時期は映画にこだわって出演作を選んでいた時期があったが、彼の代表作はドラマが多い。ドラマ『ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー~』では、気難しい天才指揮者を演じて大ヒットを記録。身に着けていたファッションがブームとなるなど、ン・マエシンドロームと呼ばれる社会現象を引き起こした。この指揮者を演じる際、参考に日本のドラマ『のだめカンタービレ』を全話観て研究をした。

キム・ミョンミンの主な出演作品

出演作レビュー

mikako326
『六龍が飛ぶ』(15) チョン・ドジョン役

民のための国を作ろうと奮闘する儒学者。朝鮮のリーダーに李成桂を選び、仲間たちとともに理想国家実現を目指す。

ドラマの主人公はユ・アインさん演じるイ・バンウォンとなっていますが、物語の中でチョン・ドジョンは大変重要な役です。この作品でのチョン・ドジョンは、とても思慮深く人間味がありながら行動力、判断力に優れた人物です。キム・ミョンミンさんの深みがあり重厚感のある語り口調がよく合っていました。イントネーションも独特で、なんだか偉大さを感じました。演説のシーンでは、特にそれが光っていました。はまり役だったと思います。

キム・ミョンミン/プロフィール&出演作演技レビュー | 韓国-JIRO-に関わる出来事&エピソード

役作りにのめり込む

演技派俳優として高い評価を受けているキム・ミョンミン。役作りをするときには徹底的に行うプロ意識の高さも有名だ。映画『私の愛、私のそばに』では、体重を50kgまで一気に落としたことから、低血糖症に見舞われたりもした。撮影に入ると、その演技のことしか考えることができなくなり、周りのことが見えなくなる。演じる役に危機が迫るようなシーンが近づくと、感情移入しすぎて、自分の子供の顔すら見たくなくなることもあると語っている。

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