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韓半島南北分断の最前線へ・DMZツアーのススメ

サジャ

サジャ |  855PV

韓国はいまだ韓国戦争(朝鮮戦争)のさなかにあることをご存知でしょうか。

先日韓国軍と北朝鮮(北韓)軍が一触即発の事態になり、韓国国内では大きなニュースとなりましたが、韓国は世界で唯一の分断国家であり、現在も休戦中にある国です。

その韓国戦争によって南北間で締結された休戦協定により、北緯38度線を目安とした休戦ラインで南北にわけられました。そして、その休戦ラインの南北2キロにわたり、非武装地帯(DMZ)が設定されました。この非武装地帯は冷戦の最後の異物として、世界中の関心を集めており、関連観光地には分断国家の現実を見ようと外国人観光客も多数訪れています。

今回はそのDMZツアーを紹介していきましょう。

南北分断の最前線・板門店

まずDMZと聞いて多くの人が連想するのは、板門店(パンムンジョム)ではないでしょうか。

ソウルからわずか50キロの位置にある板門店は、1951年に開かれた南北の停戦協定の際に使用され、その後停戦協定により、国連と北朝鮮の共同警備区域に設定されました。現在でも南北が話し合いをする際にもたびたび使用されています。この板門店は映画やドラマのモデルにされることも多数あり、世界的に知られています。

この板門店は、入場許可が必要で、出入りが非常に制限されており、パジュ市の専用のバスツアーでのみ行くことができます。

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国内外から多くの人々が訪れる臨津閣(イムジンカク)

次によく知られており、多数の観光客が訪れるのが、 臨津閣(イムジンカク)です。このイムジンガクは半島統一を祈願して建てられた観光地で、軍事休戦ラインから約7キロ離れた位置にあります。

こちらには、記念館や記念碑、公園などがあり、外には戦時中に実際に使われた戦車や飛行機などの展示があります。

臨津閣(イムジンカク)

イムジンガクは入場制限が厳しい板門店よりも多くの人々がDMZツアーで訪れる場所になっています。

イムジンガクから近いエリアに位置するのが、「第三トンネル」と呼ばれる北側が南に向けて掘ったとされるトンネルです。ソウルからわずか50キロあまりの位置に発見され、1時間あたり3万人の兵力を移動させることができる規模だと言われています。

現在は観光地として整備され、シャトルエレベーターで中に下り、実際の南北境界ライン(地下)を見学することができるようになっています。

都羅山展望台から北朝鮮を望む

最後にご紹介するのが、都羅山展望台です。晴れている日には北朝鮮を望遠鏡で見ることも可能です。第三トンネルの近くにあり、イムジンガクからこの都羅山展望台までが一般的なDMZツアーで訪れられる場所になっています。

都羅山展望台

ソウルからはバスで行くことができるほか、京義線で終点のムンサン駅まで行ったあと、観光列車のDMZトレインで行くことも可能です。上述したDMZツアーのエリアではシャトルバスが運行されています。

一つ注意しなければいけないのが、これらのDMZツアーではパスポート提示を要求されることがある点です。パスポートは常時携帯しましょう。世界唯一の分断国家の一面をもつ韓国。DMZツアーを通して、新たな韓国の一面を探ってみてはいかがでしょうか。

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